5月18日(金)
防災・減災セミナー
災害医療
名古屋市立大学病院 救急科 副部長/病院講師 山岸 庸太 氏
DMAT(Disaster Medical Assistance Team)とは
「災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム」のことであり、このDMATが、発災後の可及的早期に被災地に入り災害医療体制を構築することが「防ぎ得た災害死」の回避につながります。
本公演では、激甚災害に対するDMATを中心とした日本の災害医療体制についてお話しします。
バーチャルリアリティ×災害対応ロボット
〜操作性の良い災害対応ロボットを目指して〜
名古屋工業大学 大学院 工学研究科 電気・機械工学専攻 助教 佐藤 徳孝 氏
阪神大震災以降、様々な災害対応ロボットが開発されてきた。災害対応ロボットは遠隔操作されるため、その性能を十全に発揮できるかは遠隔操作システムにかかっている。講演者はこれまで災害対応ロボットの研究開発に携わってきた。本講演では最新の災害対応ロボット事情を紹介するとともに、講演者がこれまでに開発してきた、バーチャルリアリティ技術を応用した、通信インフラや情報処理インフラが悪くても、仮想的に俯瞰映像を提示できるシステムや仮想空間内のミニチュアロボットを用いて直感的に遠隔地のロボットを操作できるシステムについて説明する。
- 時間
- 5月18日(金) 13:00〜14:00
満員御礼
ICTを用いた安全・安心な地域の実現
〜地域と連携したIoTによる街づくり〜
信州大学 総合情報センター長 不破 泰 氏
IoTは、地域の活性化や問題解決に貢献するものとして、各地で期待が高まっている。信州大学は塩尻市と共同で、大規模な災害が発生しても稼働し続けることが出来る通信インフラの構築を目指して自律型の無線Ad-Hocネットワークを開発し、土砂災害や河川増水を見守るセンサーネットワークや発信機を持った児童の見守りシステムなど、本ネットワークを平常時から利用できるアプリケーションを用いた安全・安心な街づくりに取り組んでいる。長野県塩尻市におけるIoTによる街づくりの実例を紹介する。
- 時間
- 5月18日(金) 14:45〜15:45
満員御礼
地震時のライフライン途絶に備えるために
岐阜大学 工学部 社会基盤工学科 防災コース 教授 能島 暢呂 氏
地震時のライフライン機能途絶は,建物被害や人的被害よりも低い震度レベルでも発生します.このため広範囲に被害が及び,社会に甚大かつ長期的な影響を与えます.ライフラインに依存した現代社会において,巨大地震を乗り越えるには何が必要でしょうか? これまでの震災における供給系(電気・水道・ガス)ライフラインを中心とする機能的被害と復旧の実態について振り返るとともに,防災対策やBCPの策定に有用な情報を提供する機能被害・復旧予測モデルについて概説します.
出展者ワークショップ
会場:展示会場内ワークショップ会場
※事前申込制ですが、聴講整理券は発行しません。直接ワークショップ会場へお越し下さい。
- 時間
- 5月18日(金) 11:00〜11:40
満員御礼
NO.D
小間番号:F5
会場:ワークショップ会場2
防災食品の期限管理システム
松坂屋 名古屋店
防災備蓄食品・保存水等の保存期限をお知らせするシステムのご利用方法の説明
NO.E
小間番号:B22
会場:ワークショップ会場1
RESCUE JACKの必要性と特徴
竹内工業(株)
・当社開発商品RESCUE JACKに関する説明(特徴、他社との違い)
・災害時にどうして必要になるのか
・開発経緯 等