10月4日(火)
防災・減災・BCP講演会
「災害への意識」を「行動」につなぐ社会的な仕組みづくり
〜長野市と高知県の地域コミュニティによる取り組みの紹介〜
名古屋工業大学 社会工学科 助教 中居 楓子 氏
本講演では、災害から命を守る行動ができるような社会的な仕組みについて考える。防災対策においては、しばしば「災害への意識向上が重要」であると言われるが、内閣府が2016年に実施した調査によれば、「災害への意識」があっても「備えの行動」に至る人は半数以下であったという。それでは、災害への「意識」を「行動」につなげるためにはどうしたら良いだろうか。このギャップをつなぐ地域コミュニティによる仕組みづくりとして、長野県長野市における令和元年東日本台風の避難の事例、高知県における共同倉庫での世帯別備蓄箱管理の事例を紹介する。
大規模災害発生時に活かす航空リモートセンシング等と災害対策DXへの取り組み
〜2022年度 愛知県実証実験の取り組みを事例に〜
(株)テラ・ラボ 代表取締役 松浦 孝英 氏
テラ・ラボは、「愛知県次世代産業室/令和4年度無人飛行ロボット活用促進事業実施委託業務」に選定。今年度、洪水等の広域災害発生を想定し、愛知県名古屋市及び春日井市内庄内川水系庄内川・矢田川の浸水想定区域を対象にドローン等を活用したリモートセンシングによる広域データと狭域データを取得・解析をし、広域災害対策情報支援プラットフォーム「テラ・クラウド」を通して共有・活用までの流れを災害対策本部のタイムラインに合わせて検証。災害対策本部等の捜索や救助、初動の迅速化を支援する運用モデルを想定した実証実験を実施します。
災害に活かすドローン パネルディスカッション
災害時におけるドローン活用最前線
ファシリテーター Drone Tribune 代表兼編集長 村山 繁 氏
パネラー 愛知県次世代産業室 ロボット産業グループ 主事 浅野 公輔 氏
パネラー クオールホールディングス株式会社 DX・AI推進室 室長 樫尾 浩幸 氏
パネラー 名古屋鉄道株式会社 経営戦略部事業開発担当 課長 岩田 知倫 氏
パネラー 株式会社プロドローン 代表取締役社長 戸谷 俊介 氏
ドローンはデジタル田園都市国家構想の下、中山間部や離島での近未来のインフラとして期待されています。特に災害時においては緊急物資輸送手段として大きな期待が寄せられています。
そのほかにも、有線給電ドローンを組み合わせ携帯基地局ドローンとして機能させる方法など、災害時においてのドローン活用最前線をご紹介します。
出展者技術プレゼンテーション
会場:展示会場内プレゼン会場3
※事前申込受付は有りません。直接会場へお越しください。
<BCP・企業防災に>
高度利用者向け緊急地震速報システム
避難時の栄養と災害関連死
AIが予測・可視化する新しい災害対応のあり方
〜最新のテクノロジーで挑む防災・危機管理の最前線〜
非常食のラインナップ・活用法をご紹介!
設置・保管が簡単。
土嚢に代わる次世代の水害対策。